私は、飲食店でランチタイムにアルバイトを始めて10年以上が経った主婦です。
10年以上やってきて、嫌だなと思うお客さんはそれなりにいましたが、恐怖を感じたのは今回が初めてでした。
今回は、その時のことをお話ししようと思います。
興味がある方は、ご覧ください。
そのお客さんは男性
とても混んでいた日、その人が来店。
本来、お客様と書くべきだと思いますが、その人でお許しください。
週に1度くらい一人で来られ、いつもレジ前のカウンターに座ります。
その人は、口籠った感じで、はっきりしないものの言い方をするので、注文を取る時にもちょっと困ります。
その人が、たまたまレジにいた私のところに来て、
「この前、ドラッグストアで買ったマスクを忘れて行った。電話をすると女の人が出たから、数日後に行くから取っておいてもらうように頼んだ。」と。
私は、忘れ物を書くリストを見ましたが、書かれていませんでした。
忘れ物を入れるかごがあるので、そこを見ましたが、それらしきものは見つからず。
その人に「申し訳ございませんが、なさそうです。」と言い、レジが混んできたのでかごを見せ「申し訳ございませんが、ちょっと探していただいてもいいですか。」とお願いしてしまいました。
その人は、探したが、見つからないことがわかると、「なんでないんだ?電話であると言ったのに!」と少し怒り始めました。
「申し訳ございませんが、ちょっとお持ちください。」とほかの店員に知らないか確認すると誰も知らない。
その日、店長は休みでした。
「やはりないようですが、、、」というと、「なんでないんだ!あると言っただろう!」と。
そこからどんどん声が大きくなり、「なにやってんだよ!どうしてないんだよ!」と。
あると言われて来たのになかったら、怒るのも当然かと思いますが、それが普通の怒り方ではありませんでした。
ほかの店員も呼んで、レジの近辺や、かごの中、棚や引き出しなど一緒に探してもらいもらいました。
するとほかの店員が「これかな?」と。
「お客様、こちらですが?」と聞くと、「なんだ、あるじゃないか!」と。
そして、見つかった後もそれでは済まず、今度は怒鳴り始め、
「なんなんだ、ここは!」
「どうしてこうなんだ!何やってんだこの店は!あるって言ったから来たのに!」
「いいかげんにしろよ!なんなんだよ!」と大声で怒鳴りなが繰りかえし、、、。
もう本当に怖くて、殺されるかもと思えるほどでした。
私は、その人の大声に合わせるように大きな声でただ、「申し訳ございませんでした!」という事しかできませんでした。
店内は、かなり混んでいたのですが、静まり返り、その人の大声と私の謝る声が響きわたっていました。
その人も散々怒鳴り散らして気が済んだのか、レジで支払いを済ませ、帰っていきました。
その人が帰った後は、店内のお客様に対し、ご迷惑をかけてしまったので、頭を下げて謝りました。
後にレジに並んだ方からは、私も接客していますが、お互い大変ですね、頑張ってくださいねと声をかけられました。
なぜ、このようになったか
・忘れ物を受けた店員が、電話を受けた旨と数日で取りに来ることを日誌に書いてみんなにわかるようにしていなかった。(日誌とは、日々の出来事や伝えたいことを書いていくノート)
・忘れ物のありかが、すぐにわからず、あとから見つかったので、それに対しても腹をたてられたから。
忘れ物は、棚の横に落ちていた
レジの横にテイクアウト用の小窓があり、その横にテイクアウトの商品を置いておく高さ130cmほどの台があります。
忘れ物のマスクは、小窓の壁と棚の間に落ちていました。
ほかの仲間が見つけてくれなければ一体どうなっていたのでしょう、、、。
電話を受けた店員は店長でした
その日の出来事を日誌に書いていたので、翌日、謝ってくれました。
店長は、台の上に置いておいてくれたようでしたが、テイクアウト商品をのせる台なのでやり取りをしているうちに横に落ちてしまったのでしょう。
落とした店員が拾ってくれていたら、、、。
店長が、日誌に書いてくれていたら、、、。
私は、長いこと働いていますが、時給は安~い。
そんな安い時給でマスクのために殺されるほどの恐怖感を味わった。
たまたま対応した私が、損をしました。
わりに合いませんね。
その時、辞めようかと思いましたが、もう少し頑張ってみようかと、、、。
やめれば0円ですからね。
最後に:お客様の忘れものは、店員全員がわかる様にしておきましょう
対応した店員が、高校生や大学生なら、泣かされていたと思われるほどの恐怖。
たかがマスクのために。
普通じゃない人は、それなりにいます。
接客をされている方、日々お気を付けくださいね。
私の経験、参考になればと思います。
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