私は、飲食店でバイトを始め、10年以上が経った主婦です。
それまで専業主婦でしたが、旦那の単身赴任がきっかけで、せめて会いに行くための新幹線代位稼ごうと思ったのがきっかけ。
たまたま近所にオープンするお店の募集があり、学生時代に飲食店の経験があったので、応募したら合格。
合格したはいいけど、その後の苦労が始まりました。
アルバイトを始めたばかりで不安な方の参考になればと思います。
興味がある方は、ご覧くださいね。
バイトの研修開始
4日ほどの研修が1日2時間だったと思います。
研修に来ていたのは、ほとんどが学生さん。
主婦は、私ともう一人だけ。
飲食店のホールだったので、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの基本的な接客用語、メニュー、テーブル番号、注文の取り方、商品を運ぶ、レジの使い方などが研修内容。
ハンディーターミナルの恐怖
私が、すぐにぶち当たったのがハンディーでした。
見たこともない機械を渡され、それがハンディー。
学生さんたちは、あっという間にできるようになっていました。
私は、まったくできず。
このままではまずい、と初日に感じました。
ラッキーなことにそこは、今まであった店舗を改装し、新しいお店を作っていたので、日々の研修後は、業者が入って仕事をしています。
そこで、研修担当の方にハンディーの自習をさせてほしいとお願いし、みんなが帰った後一人で練習をしていました。
2日目から研修前も早めに行き、研修後も残って練習したので、ほかの人より10時間くらいは多く練習しました。
なんとか、、、できるようになりました。
オープン初日
もう一人の主婦の方と頑張りましょうねと言い合って、オープンの時間がやってきました。
ドキドキでした。
「いらっしゃいませ!」と言っているうちにあっという間に多くのお客さんが!
最初のうちは、ミスすることが当たりまえだと思います
注文取りにもたもたしていると、「もう帰るわ!」と怒ったお客さん。
別のところでは、オーダーミスをしてしまったようでカウンターに座っていた学生さん3人組の一人が、「あのおばさんに頼んだんだよね。」との声。
確認すると私のオーダーミスでした。
初日である、緊張している、混んでいる、焦っている、いろいろなところから呼ぶ声が、早くしなくてはいけないなどなどで頭の中は、混乱状態。
混乱状態での注文を受け、ハンディーに打ち込む。
無理だ~!
皆さんとの状況は違うとはいえ、そのような中でのミスは、当たり前だと思いました。
初日終了後は、ぐったりして家に帰りました。
オープン2日目
朝、バイト先に行くと店長が、「もう一人の主婦の方は、辞めました。」との話。
心の中で、「まずい。」と。
その日もくたくたになって帰宅。
やめたくなりました。
店長がとても厳しい人で、いつもミスが多い私は、ずっと怒られっぱなし。
まとめ:入ったばかりで完璧にできる人はいない
確かに要領のいいひとはいます。
完璧にできる人はいるかもしれません。
でも、私は、要領が悪い、覚えも悪い、だから人一倍ハンディーを練習した。
それでも間違えた。
なぜか、、、まず、まだハンディーを使いこなせるまでになっていなかったから。
そして、いきなり混んだお店での接客、焦り、頭が混乱が、対応できなかった理由。
初めの頃は、皆さんそんな感じでしょう。
教えてもらったことは、メモし、わからないことは聞く。
焦らないことは大切。
焦ったら、深呼吸。(お客さんに見えないように)
最初のうちの注文取りは、ゆっくりでもいいでしょう。
ミスしたらなるべく早く店長に報告。
お客さんに謝る。
「頑張ってくださいね。」と言いたいところですが、数日やってみて、無理そうだと思ったら、辞めるという選択肢も頭に入れておくといいでしょう。
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