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飲食店 おばあちゃんとの会話

私は、飲食店に勤務して10年以上が経った主婦です。

10年以上もいるといろいろなお客さんに会う機会があり、たまに世間話をすることもあります。

今日は、おばあちゃんの話です。

 

 

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数か月前から来店してるかわいいおばあちゃん

このおばあちゃんは、80歳くらいでしょうか、小柄、ショートヘヤーでいつもニコニコ優しいお顔。

私が会えるのは、2週間に1度~週に1度くらい。

必ず頼むのがお顔に似合わず生ビール。

そして、その日によって、揚げ物、餃子、温泉卵などで少食です。

先日のご来店では、いつものように生ビールとキャベツの千切りが食べたいから、コロッケ。と。

私は一瞬「えっ?コロッケではなく、キャベツの千切りが食べたい?どういう事?」と思いました。

お食事を終えて、お会計する時、熱々で、すごくおいしかったと。

話を聞けば、自分は、老人ホームからバスに乗ってきているとのこと。

週に2度ほど、外出できる日が決まっていて、今日はその日で、近くの日帰り温泉に入り、ここに寄ったとのことでした。

「あんなところにいたら楽しみもない。

食事は、冷めて、まずい。

食べたくもない。

私は、歩けるからこうして出てこられるのよ。

ホームにいたら、あんなに熱々でおいしいコロッケは食べられない、おいしかった~!と感激されていました。

キャベツの千切りのために注文したコロッケで感動されるとは、、、。

事情があって、老人ホームに入ったのだとは思いますが、なんかお気の毒な気持ちになりました。

老人ホームでも、お食事がおいしいところもあるはずですが、このおばあちゃんのところは、そうでない。

私も先々どうなるかわかりませんが、できれば入りたくないなと思った日でした。

老人ホームに入っているおじいちゃん、おばあちゃんがいる方、ぜひぜひ会い行っていただければと思います。

 

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