突然ですが、母が脳梗塞になりました。
脳梗塞ってよく聞きますが、まさか母がというのに驚きました。
ご家族が、知っていれば、一刻も早く対処できます。
母の場合、珍しい発症のしかただと思います。
もし、どなたかの参考になり、少しでも早く病院に行ければとの思いから、その時のことをお話ししようと思います。
6月上旬金曜日夕方、いつものように80代の母に様子を聞くために電話をしました。
すると、「なんか、腕が上がらないのよ。右手は何とか上がるんだけど痛くはないの。」
「お風呂で頭を洗おうとしてもちゃんと両手が上がらないのよ。それからお椀を持って味噌汁を飲もうとしてもお椀が持てないのよ。」と母。
「いつから?どうしたんだろうね。」と私。
「3日前から。その前の日に梅干しをつけたり、ラッキョウをつけたりして、重いものを持ったからかなぁ?いろいろやることがいっぱいあったから。」と母。
電話を切った後、ネットで検索。
母は、3年前に右肩腱板断裂で手術をしています。
「両腕が上がらない」では、見つけることはできませんでした。
五十肩とか書いてありましたが、ちょっと違うみたい、、、。
「茶碗が持てない、、、」から、もしかしてと思い、脳梗塞を調べるとそれらしきことが書いてありました。
そして脳梗塞でない場合、重いものを持った後に、疲れが出て、腕を動かせないこともあると書いてありました。
脳梗塞の症状とは
- 身体の片側が動かせない
- 思うように話せない
- ろれつが回らない
- 顔がゆがむ
- 見え方がおかしい(視野が半分消える)
ただ、母の場合、両腕なのでちょっと違う?
重いものを持ったから疲れが出た?
どっちだろう?
すぐに折り返し電話で言えばよかったのですが、夕飯の時間が来てしまったので、翌日の夕方(土曜日)に電話しました。
「調べたところ、疲れが出たか、もしかすると脳梗塞の可能性、、、でも、その場合片側らしいから、お母さんのは、違うかも。」と。
月曜日の13時、父から電話があり、母が脳梗塞で入院したとのこと。
なんと脳梗塞だったのです、、、。
お医者さんの話では、細い血管が詰まっているとのこと。
もっと早く来るべきだったと言われたそうです。
一刻を争う病気。
脳梗塞は、両腕が動かせないこともあると書いてあれば、すぐに病院にへ行くように言えたのですが、片側にこだわってしまったことが、病院行きを遅らせることになってしまって、申し訳ないことをしたと思っています。
脳梗塞について、もう少し調べたことを書かせていただきます。
母の症状とは、違いますが、参考になさってくださいね。
先ほど書いた脳梗塞の症状は、突然起こり
- 数分から数10分~1時間、または、24時間以内に消えることがある。それを一過性脳虚血発作と言うそうです。
- 脳の血管に詰まってしまった血栓が、短時間のうちにとけて血流が再開するため症状が消えるそうです。
- その症状は、脳梗塞の前兆なので安心してはいけないとのこと。
- 夜の場合、寝たら、明日は、よくなっているだろうと考えることも危険だそうです。
- なるべく早く神経内科または、脳神経外科へ行くようにと書いてありました。
幸いにも母の病状は軽く済みました
母の血栓は、細い血管にあったそうなので、治療のおかげで、右手は、すぐ動くようになったそうです。
「右手は、何とか助かって、今,こうして電話をかけられているけど、左手は、大根がぶら下がっているように重い。」と病院からの電話で知らせてくれました。
母は、携帯電話を持っていないので、病院の公衆電話からかけてくれました。
元気そうに話してくれ、そして、歩ける!ということは、トイレも行ける!
今はコロナ流行のため、お見舞いに行くことができませんので、母の状況がわかって少し安心しました。
後に母が言っていたことですが、周りにいた患者さんたちは、ほとんどが寝たきりで、おむつをしていたそうです。
また、リハビリは、入院してすぐから行われたそうですが、体のリハビリだけでなく、広告を使った計算問題、調理実習など。
後に調べたところ、認知症につながることも書かれていたので、なるほどと思いました。
3週間の入院の末、無事、退院できました。
おそらく退院後も後遺症に苦しみ、食生活の改善など長い道のりが続くと思いますが、少しでも元気に長生きしてほしいと思っています。
その後の経過につきましては、また、新しいことがわかりましたら、書かせていただくつもりです。
本日は、最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様が元気に過ごせることを祈っています。
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