皆さんは、救急車を呼んだことがありますか。
毎日のようにサイレンの音が聞こえ、あの時のことが思い出されます。
本当は聞きたくない音です。
私は、実家に行ったとき、母が体調不良のため、救急車を呼び、付き添いのために一緒に乗り込むという体験を初めてしました。
この時の搬送から病院到着までのことを書こうと思います。
興味のある方は、参考になさってくださいね。
※これは、あくまでもその時の話なので、状況により違いがあることはご了承お願いします。
119番に電話する!
まず、私の母は、健康体ではありません。
80過ぎていますが、
- 低血圧、頭痛持ち、
- 不眠症で睡眠薬を常用
- 肩こり、腰痛で鎮痛剤を常用
- 過去に骨折した足首の痛みが長引き、
- 片耳聞こえず
- おっちょこちょいで常にどこかしらのケガが絶えません
まだまだいろいろありますがこのくらいにして、、、
昨年の秋、実家に妹も集まり、ケーキを持って行ったので、濃いめのドリップコーヒーを飲みながら、久々に楽しい時間を過ごしていました。
18時過ぎ、母が急に頭が痛いと言い始め、額から少し汗が、、、。
口のしびれも訴えていました。
ソファへ横になってもらい血圧を測ると188-89、、、高い!
意識はあります。
再度測っても195-87、、、高い!
父が、救急車と言って19時過ぎに119番しました。
でも、呼ぶまでには、ちょっと迷いもありました。
理由は、母が常に体調が悪い人だから。
母「いつもの頭痛かなぁ、、」
「もうちょっと様子を見て、、、」
父「はやく呼んだ方がいい、、、、」
母「ちょっと待って、、、。」でも、結局、呼びました。
万一の入院のことも考えて、着替えなどの用意をしようと思ったのですが、私は、同居していないので、どこに何があるかわからず、救急車は、10分ほどで到着しました。
時間もなかったので、手近にあるタオル、ペットボトルの飲物、吐き気があるのでビニール袋くらいしか用意できませんでした。
2人の隊員の方が家に入り、簡単に状況を確認したうえで、搬送に入りました。
母も普段着の変な格好で、担架ではなく、丈夫なシートのような布(2人で持つ)にのせられというか包まれ、救急車へ運ばれました。
私と父も乗り込み、父が、いつも世話になっている近くの総合病院をお願いしたのですが、確認すると受け入れ不可とのことでした。
家から離れた病院に入院となると年老いた父も面会に通うのが難しくなります。
運転席の隊員の方は、なるべく近くを探してくれたのですがなかなか見つからず、30分ほど救急車に乗ったままでした。
この時もう一人の隊員の方は、後部座席の方で母の血圧などの確認をし、私と父もそこにいました。
母が、「トイレ行きたい」と言ったのですが、「もう、降りられませんよ。」と言われ、「もれちゃうわ。」というと「もらしてもいいですよ。ビニールシートしいてありますから。」との答え。
「だって漏らしたら、全部びしょびしょになるじゃない、、、。」
私もまだ病院が、見つかっていないなら、一度家に戻りたかったのですが、それも無理で、、、。
多分、見つかったら一刻も早く車をだすという状態を作っておかなければいけないのだろうなと勝手に思いました。
今、考えてみると運転席で病院を探している隊員が一度手を止めて降りて、後部のドアを開けなくてはいけないので、ダメだったのかもしれませんね。
妹は、救急車の後ろにいたのですが、もう、当然のことながら話すことはできませんでした。
幸い、母は、意識があって、トイレも我慢することができました。
30分待っていても大丈夫だったのですが、目の前で急変しなくてよかったなと思いました。
救急車病院へ
19時頃 119番へ電話
19時10分頃 救急車到着
19時15分頃 乗り込み病院探し
19時50分頃 病院到着
幸い家の近くに病院が見つかりまして、無事に搬送されました。
約時1間ほどMRIを含め診察していただいた後、何事もなく、安心して帰宅する事が出来ました。
診察料は、夜間ということで、預かり金として1万円お渡しし、後日精算するというかたちでした。
なぜ母が急に血圧が上がったのか
その日の10日ほど前にとても仲の良かった知人がなくなり、睡眠不足が続いていたそうです。
みんなで集まってコーヒーを飲んだことも関係しているかもしれません。
普段は、コーヒーは飲まず、カフェインがある緑茶も午前中のみで、午後は、白湯かほうじ茶をのんでいます。
たまたま私が持参したドリップコーヒーの香りをかいで、たまにはと言って飲んで少したってから調子が悪くなってきたのでそのせいもあるかもしれません。(私のせいか、、、)
その後、かかりつけ医へ行き、状況を話すと、その時だけだから、あまり気にすることはないと言われたようです。
でも、やっぱり気になりますが、その後の血圧は戻っています。
おわりに:救急車を利用して思ったこと
- 迷ったけど呼んでよかった
- 保険証、薬を常用している方はお薬手帳の用意
- 乗ったら降りられないので、できればトイレは済ませておいた方がいい
- いつだれでも乗る可能性はあるので、自宅にいる場合、着替えなどを入れたバッグを用意しておいた方がいい。(特に奥さんの場合、旦那さんは、わからないことが多いと思います。我が家は絶対、わかりません)
- お金の用意も。
- 遠くの病院に入院することになった場合、付き添いの人は、公共機関で帰るなら、恥ずかしい格好で行っていたらそれで帰宅するしかないです。母の場合、妹が救急車の後ろから車で追いかけてくれて、母、父、私をのせて家まで送ってくれたから非常に助かりました。
- 普段からそれなりの服装で過ごした方がいいと思いました。
- 診察が長引く場合、場所、時間によっては、すぐに食べられるものを持って行った方が安心でしょう。
一生懸命近くの病院を探して、無事に母を搬送してくださった救急隊員の方には感謝します。
今は、コロナ禍であり、いろいろ大変ですが,一人ひとりが体調管理に気を付け、自分でできる対策をとり、本当に必要な時にすぐに救急車がかけつけられるような体制をみんなで作っていくことは大切だなと思いました。
皆さんが健康に過ごせることを願います。
本日はお読みいただきありがとうございました。
これからは熱中症の時期でもあります。
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