おいしいものを食べて終わっただけではもったいないので、レビューを書いています。
今回は、宮城県仙台銘菓萩の月のレビューです。
「萩の月」は、1979年(昭和54)から菓匠三全さんから発売されたもの。
丸いカステラの中にカスタードクリームが入った和菓子でなく高級な生菓子です。
とても有名なお菓子なので、ご紹介する必要はないかもしれませんが、まだご存じない方は、参考になると思いますので、よろしければご覧ください。
仙台銘菓 萩の月(直径約6センチ、重さ約60g) 常温品
旅行に行ったので10個入りを自宅でのお土産品として買ってきました。
包装紙をとると縦型のこのような箱。
ふたを開けるとさらに横に並べられた箱に入った萩の月。
中箱から出すとこのような丸い萩の月が。
直径約6センチ、ビニールフィルムのままで重さ約60g。
クリーム色の丸い萩の月。
カットすると黄色いカスタードクリームがすき間なく入っています。
いただいてみると、ふわふわのカステラの中に濃厚なカスタードクリーム。
カステラとカスタードクリームが一体となって軽やかになめらかにとけていく。
とてもおいしいです。
甘いものが苦手な息子も甘さ控えめだねと言っていました。
一般的なこのようなお菓子は、小さなものが多いですが、萩の月は、60gほどあるので、満足感もあります。
生菓子「萩の月」過剰包装の理由
中箱➡脱酸素剤が入れられた密閉ビニール袋➡ビニールフィルムに包まれた萩の月。
いつも過剰包装だなって思っていました。
中箱もったいないですね。
理由があったのです。
ウイキペディアによりますと、、、
萩の月が開発された当時は、保存料を使わない生菓子だったため、お土産や贈答品には不向きだったようです。
それが脱酸素剤の開発により、保存料なしでも日持ちする萩の月へと変わっていったようです。
萩の月は、脱酸素剤を使った先駆け商品とのこと。
1978年に初めて仙台空港と福岡空港をつなぐ定期便が就航され、これに合わせて機内提供の高級生菓子として萩の月が採用された。
そのころ一般の旅行や移動は在来線が利用されていましたが、航空便は、ビジネスマンやVIPが利用していたので、機内で出すお菓子を高級に見せる必要があったようです。
そのため、ビニールフィルムで包み、脱酸素剤を入れたビニール袋で密閉し保存料なしで品質を守り、デザインされた小箱で高級感を出す必要があったことが過剰包装の理由。
「萩の月」は業界紙がアンケートを基に20世紀を代表するお土産第3位
どれも有名ですね!
1位 北海道の白い恋人
2位 福岡県の辛子明太子
3位 仙台銘菓 萩の月
萩の月は、20世紀を代表するお菓子に入っていること、高級である事、そして何よりおいしいので、お土産、ご贈答品には、おすすめの商品でしょう。
まとめ:萩の月は甘さ控えめのふわふわなめらかな高級な生菓子
生菓子萩の月は保存料なしで、常温保存で賞味期限は10日と書かれていますが、我が家が購入したものは、約2週間ありました。
ただし、夏場に送ってもらう場合は、クール便になるようです。
とても高級な生菓子。
私は、好きです。
口コミはとてもいいですが、牛乳、卵があまりお好きでない方は、カスタードクリームが濃厚なのでおやめになったほうがいいでしょう。
原材料を見ていただくとわかりますが、牛乳、卵、砂糖、小麦粉~と書かれています。
やはり味覚は、人それぞれですね。
参考にしていただけると嬉しいです。
本日は、ありがとうございました。
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